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精神空間のご提案

新しい精神空間づくり

豊かな精神空間は、人のこころを癒し、静かな祈りの場であるとともに、生きるエネルギーを与えてくれる空間です。
従来のお仏壇を設置できない場所では、状況に応じた精神空間づくりが必要となります。
これからご紹介する事例は、2004年4月にオ-プンした、特別養護老人ホーム「優・悠・邑」の新館の4つのホールを対象とした精神空間づくりです。
当社がお仏壇以外で、企画・製作させていただいた初めての事例です。

お年寄りの方々がこの場所で、十分にこころを癒していただき、静かなお気持ちで祈りを捧げられ、そして生かされていることに感謝しまた明日への生きるエネルギーを享受できる空間づくり・・・・・・・・そんな思いで作業をすすめました。

テーマと考え方

1.基本的な条件

  1. 4つの空間をひとまわりできる関連性と循環性
  2. 人間の素朴な感情・意識に立ち返れる空間
  3. 同時に生きるエネルギーやパワーを発散する空間
  4. 人間の五感(照明、音、触れあい、香りなど)に作用できる空間

2.4つの空間の考え方

(1)起承転結

物語の多くは、「起承転結」や「序破急」のように、4つまたは3つに分けられる。
起承転結では、次のような部分に分けられる。

  • 【起】初めに(どうした)の部分。
  • 【承】次に(どうした)、次に……の部分。
  • 【転】ところが(どうした)の部分。
  • 【結】とうとう(どうなった)の部分。

そして、人生はめくるめく起承転結のドラマの繰り返しであるともいわれる。

(2)起承転結から喜・笑・天・結へ

そこで、この循環する4つの言葉を、生活の中で重要な要素となる言葉に置き換える。特に、生きる命を礼賛する4つの情景として。

よって、この4つの空間は、生命の礼賛の場であり、生命のエネルギーを発散し、ここに集う人がそのエネルギーを享受でき、癒され、4つの空間を巡ることによりひとつのドラマを自身で体験することを目的とする。

  • 喜/命の誕生の喜び。大地のような母とその愛情に包まれている子。
  • 笑/悲しみや恐れを吹き飛ばす楽天的な笑い。いつも忘れない初心。
  • 天/天=自然、天真爛漫=自然のままありありと現れること。生まれたままの素直なかたち。無邪気な子どもの姿。
  • 結/結ぶこと。約束であり契り。実がなること。集まり完了すること。男と女、夫婦は仲良く、いつまでも。

3.空間構成の要素について

  1. 「喜」「笑」「天」「結」を表現する造形(本体)
  2. 造形を際立たせる照明(カラーリングの考え方を取りいれる)(視覚)
  3. お年寄りの郷愁を誘う日本情緒の要素としての漆色(赤と黒)を基調

空間構成イメージ

「喜」「笑」「天」「結」-4つの空間の構成イメージ

テーマ 位置 前立ち
木像
ご本尊
額・掛軸
(マントラ)
主配色
2階東棟
<洋風>
「聖母」
子を抱く女神
(座像)
<生命誕生の喜び>
「金剛嬉菩薩」
こんごうきぼさつ
(額)
su ス
(マントラ)
喜ぶの意
至福
<ピンク>
2階西棟
<洋風>
「天女」
雲に乗り踊りながら笑い楽しむ
(立像)
<笑いと癒し>
喜ぶの意
「金剛咲菩薩」
こんごうしょうぼさつ
(額)
hoh ホーホ
(マントラ)
いつも笑っている菩薩
リフレッシュ
免疫力
<グリーン>
1階西棟
<和風>
「不動明王童子」
腕白で手に負えない
不動明王の童子
(立像)
<天真爛漫>
「天女」
(掛軸)
ro ロー
(マントラ)
天部の仏様の総称。
特に天女を表す。
天女は自由自在に天真爛漫に大空を飛んでいる。
太陽、自然
<赤>
1階東棟
<和風>
「大黒・弁天和合像」
ほのぼのとした初老の男女のふれあい
<男女和合>
「愛染明王」
(掛軸)
hhum フーン
(マントラ)
夫婦和合、男女仲良くには最適な仏さま
人と人の和み
<黄>

新館における施工と写真集

結
結

社会福祉法人杉和会様発行の季節誌より

「ゆう」
2004年春の号より

特集
個室ユニット型の新館いよいよオープン!

新館の詳しいご紹介で4つの空間についても説明があります。

各ページをクリックすると拡大されます。

表紙
表紙
説明文
説明文
図解
図解

社会福祉法人
杉和会様発行